花咲き山のつぼみ話

リンドウアソシエイツがいろいろな園さんとのめぐり逢いの中でお伺いしてきた心あたたまる物語を、ご紹介させて頂きます。読んで頂いた心の中にじわーっと広がり、周囲の方々に話して頂き、広まり・・・そんな『あたたかいきもちになる連鎖』のきっかけとなれたらと思います。


コーディネートという仕事
2016.05.27

近頃、50周年記念など大きな節目を迎える園さんが多く、記念誌制作のご依頼を受けることが増えて参りました。

私の仕事内容として一番多いのは、コーディネート。 
園さん側のご要望を丁寧にお伺いし、デザイナーさんや全般仕切ってくださる方(言わばプロジェクトリーダーですね)の ご意向との調度良い着地点を見つけ、すり合わせる仕事。

これに専念することが本当に多いのですが、正直、一番気を張る仕事であることに最近よく気付かされます。
なぜなら。
その園の歴史に触れ、本気で理解しようとする気持ちが、何より必要で、大切だからです。


とある園長先生が昔、言っていました。
よく物事を忘れる人と、忘れない人の違いは、
『本気で聞こうとしているか』の差だけだと。

何事も一生懸命な人には、その人が何歳であろうと惹かれるもの。
子どもって、遊びにいつも一生懸命。手を抜かない。
だから面白い発想が生まれて、ついつい目で追いかけたくなる。


常に何かに夢中になっている人って、魅力的。
正直、少し昔の考え方からすると、『それが仕事であれば素晴らしい!』といった捉え方が一般的だったのかも知れない。
でもその内容は必ずしも仕事ばかりである必要はないかな、と思っています。
ただし、

“誰かの為に”つかう時間であること
夢中になったあと、“自分が輝く気持ち”に繋がること

この2つのポイントこそ、心の充実感や成長に差を出すポイントな気がしています。

 


本気で聞く、一生懸命な時間がある。
そんな仕事と出会えて、改めて 園さんやチーム全体の皆さまに感謝です。



最近の物語

バックナンバー