今年、小学1年生になった甥っ子の話しです。
サッカークラブに所属しています。
準決勝に進めるかの大事な試合で、2ー2の引き分けとなり、PK戦へ。
甥っ子は大事な3番手となったそう・・・
チームメンバー、保護者、誰もが緊張の糸を張りめぐらせている空気。
そんな中、幼稚園時代、大の仲良しだったともだちがひと言。
『みんな、せいまは緊張してるから、あんまりせいませいま言うな!』
“ともだちの気持ち”が、よく分かるから出たことば。
小学校は別々になってしまったけど、今でもお互いが大好きで、喧嘩もする、仲良しのともだち。
幼稚園生活の3年間で、いろんな経験を、いろんな気持ちを共感したともだち。
でも、ただ一緒に過ごしてきただけでは、ここまでともだちの気持ちに気付くことは出来ないかもしれません。
何か事件が起きた瞬間や、その時しか味わえない感動や臨場感など‥
いろんな場面で、まわりにいる大人(保育者)が、人の気持ちに気付ける言葉掛けをしてきたからではないか、と思います。
幼稚園でどんなことを身につけて、小学校へ進学するか。
身近な人を死に追いやってしまうような、心痛むニュースが飛び交う時代。
幼少期に、ともだちの気持ちに気付ける、寄り添える機会をたくさん与えられる現場で溢れていて欲しいなと思います。
因みに甥っ子は、かっこいいシュートを決め、見事!準決勝進出を果たしました^ ^